DANCING FOR DREAMS /水戸バレエ研究所、そしてフィンランド国立バレエ団へ

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カテゴリ:鍛( 51 )


2009年 12月 01日

月曜日


本格的にゴタゴタか
くるみ割り人形、続々キャスト変更
まだ序曲、ouverture
朝の基礎トレーニング中
リハーサルのキャスト変更をダンサー達に告げるため
バタバタと走り回る先生達の顔は悲愴だ
監督もお怒りの模様だが...


今日の段階では
ファースト+セカンドキャストで花のワルツソリストだそう
トータル10回、2人のパートナーとそれぞれ5回ずつ
残り6回はまだ未定
やれと言われたことをやる、シンプルに
あちこちで飛び交う文句の嵐
ひきずられないようにするのにも、エネルギーがいる
他人じゃない環境じゃない
向き合うのは、自分だ


振付家のウェイン・イーグリング(Wayne Eagling)
現イングリッシュナショナルバレエ団監督が本日到着
7年前に比べると少し歳を取った感じがするけど
彼のエネルギーに、リハーサルが急に楽しいものとなるから不思議
いい時間だった


生温い空気は
とても12月になるとは思えない
さあ、今年最後の月
挑戦し続けることを忘れない


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by makikirjonen | 2009-12-01 03:32 |
2009年 11月 27日


あまりにも多い怪我人と病人に
毎回の本番は、大幅なキャスト変更
この白鳥、
ほぼ毎回誰かの代わりを務めてることになる
開演直前まで、DVDを見ながら振りを覚えなきゃならないような状態も何度か
頼られるのはいいけれどー
そういう問題じゃないっ


休む顔ぶれはいつも同じ
そりゃあ事故は起こるし、人間だもの病気にもなる
でもここまで頻繁ってどういうこと?
一体何を食べるとそんなに病気になれるのか聞きたいわ
そりゃあきちんと稽古しないんだもの
身体も痛くなるわよね、怪我もするわよね
でも、まったく悪びれた様子もなくあっさり休めるって
一体どういう神経なんだろ


責任っていう言葉は知らないのかと叫びたい
みんなに迷惑がかかる・・・
なんて微塵も思わない
責任感もなければ罪悪感もない
ついでに自己管理能力もないときた
それで自分の権限だけはしっかり主張する図々しさ
何様のつもりなんだろう


来月から始まる”くるみ割り人形”は
開幕してないのにキャストはすでに二転三転
バレエマスターは、頭を抱えてる
80人ちょっとの団員がいてこの始末
さすが北欧
労働者はがっちり守られてるけど
裏目に出ることも沢山
だって休んだって何も損しない、失うものもない


日本人
真面目で努力家、理想的な労働者の代名詞
でも私だって
たまには文句いいたいさ


いい加減にして!
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by makikirjonen | 2009-11-27 06:18 |
2009年 10月 31日

ハロウィン


白鳥、白鳥、白鳥
ハロウィンも白鳥
休日の今日
外は元日の静寂を思わせるような静けさに包まれる


久しぶりのマチネ公演
午後3時スタート
いつもは午後7時開演
リズムが狂うのはやりにくいけど
とにかく踊るしかない


今日はPas de trois(パ・ド・トロワ)
色んなヴァージョンを踊って来たけど
何度踊っても、しっくりいかないものの1つ
体育会系のこの踊り
イマイチ見せ場がないくせに
体力的に消耗するからたまらない


このまま休日のように過ごせたら、と思いつつ...
今日の公演は完売らしい
さあ、行って来るか


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by makikirjonen | 2009-10-31 18:35 |
2009年 10月 22日

よいもの


監督振付けの白鳥の湖
今日はファーストキャストのジェネラルリハーサル
みんなやっと振付けが分かった感じで...
史上最悪の展開
監督とダンサー達の温度差と
それでもみんな
かなり一生懸命にやっているのだけど


時代を越えて
世界中で上演されている白鳥の湖
色んなヴァージョンがあるけれど
古典作品として受け継がれている理由がある
特にあの群舞の美しさ
音楽と、動きの調和
それは極めてシンプルだけど
だからこそ究極に美しい

と、私は思う


色々なものの見方があるのだし
色々なものの見え方があるのだろうけど
中途半端に掻き混ぜた感じのケネス版
はっきり言って茶番だ


とにかくー
まずは初日が無事に終わることを祈って




第2幕3場より ロシアの踊り
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by makikirjonen | 2009-10-22 03:13 |
2009年 09月 25日

とまらない


今週土曜から始まるトリプルプログラム
Great Masters

-Million Kisses to my skin (David Dawson)
-Petit Mort (Jirí Kylián)
-Sechs Tänze (Jirí Kylián)


白鳥の湖も同時進行の今
しっかり稽古できていないのが現状
でも、待ってくれない時間
文句を言っている場合でもなく
いい訳をしてる余裕もない
とにかく、この限られた稽古時間を有意義に
集中して取り組むだけ


でもー
古典とはまた違うこの世界
そう、魔法がかかる
空間に身を投じ
音楽に溶けて行くような
この感じが
すごく、すごく好きだ


明日はジェネラルリハーサル




キリアンで使う衣裳
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休憩は楽しくなきゃねっ
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by makikirjonen | 2009-09-25 04:05 |
2009年 09月 18日


ものすごい舞台だった


ソロルは、シュツットガルトバレエ団の
Friedemann Vogel (フリーデマン フォーゲル)
悩ましいほどの美しさ
古典作品でこんなに感動したことは
今までなかったかもしれない


戦士ソロルは、駄目男なのかと思ってた
金と地位、そしてガムザッテイの美貌に
一瞬たりとも心が揺らいでしまうような
古典バレエのほとんどに登場する駄目男達と同じなのかと
でもー
フリーデマンのソロルは
真にニキヤを愛する戦士だった
大きな大きな運命の波に呑まれ、翻弄されてしまう
むしろ勇敢な被害者だった


空間を制するその跳躍
完璧なプロポーション
そして何よりも自然な演技
観ているだけなのに
身体中の血が熱く駆け巡る感じ
そして何だか涙が出て来た
そのあまりにも完成された美に



舞台人としてー
演じることの重要性を痛感する
しかしそれはあくまでも自然で
そしてその瞬間の
真実でなくてはいけないこと


ああ
言葉にならないや




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by makikirjonen | 2009-09-18 06:20 |
2009年 09月 15日

そして


ガムザッテイ、終了


満足など、出来るはずもなく
回数を重ねるごとに
改善出来たこと、出来なかったこと
でも足りない
まだまだ足りない


お姫様の政略結婚
でも、嫌な女じゃない
本当は一番の被害者
その威厳を、風格を、保ちつつ
ソロルを愛する純粋な気持ちを
絶望を、嫉妬を、哀しみを
どれだけ伝えられたんだろうか


そのすべてを胸に
次へ進む
きっと何かが変わっていくと信じて



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by makikirjonen | 2009-09-15 04:38 |
2009年 09月 02日


2回目のガムザッテイ


初日の時は
脂汗をかいて、前夜もうまく眠れなかったし
ご飯も喉を通らなかったし
昼寝も出来なかったのに
ゆったり昼食をとり
前回のDVDを観ながら考え
軽く横になって心を静め
リラックスした状態で劇場へ向かう
マカロワが居ないというだけで
こんなにも違うのかと、苦笑する


重圧から解放されて臨んだ舞台は
いい感じの興奮と、冷静さと
前回よりも、役づくりに重点を置く
自分は、誰なのかー


終演後
監督や先生からの細かい注意
歩き方から目線まで
たった今終わったばかりの本番を分析する
まだまだ課題は沢山
気が遠くなりそうだけど
このプロセスを
やっと楽しめるような心境の、今


これからセカンドキャストの初日
怪我人続出で
大分キャストの変更が
無事に終わることを祈りつつ
今夜は予定通り、1幕パダクションと2幕ソロシェイド
実はガムザッテイばかりで
ほとんど稽古していないのだけど...


さあ、丁寧に踊ろう





1幕終了後 オペラで働くジャパニーズ (佑介、フルート夏織、ファゴット泰子)
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公演終了後、ブロンズアイドル徹
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徹大仏&大仏
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by makikirjonen | 2009-09-02 21:36 |
2009年 08月 23日

そして、日曜日


なんて1週間だったんだろうー


必死に踊り
毎晩トウシューズの紐を、ゴムを縫い
崩れるように眠り
朝が来たらまた踊る


極限の緊張感の中で
少しずつ、ほんの少しずつ前進する
まだ足りない
まだ足りない
際限のない注意は
夢の中でも頭から離れない
さすがに疲労困憊
夜になると熱を持つ足は湿布だらけ
生きた心地のしない日々


テクニックは出来て当然
それがまた厳しい
その上にのせて行く表現、そして個性
やってるつもりでは駄目
顔の表情だけでは伝わらない
身体で、全身で表現しなければ
遠い客席には届かない
信じてやるしかないことは分かってても
自分の未熟さが痛い


不安、だよー


来週からは舞台で稽古
どれくらい仕上がるかで
初日の、精神的な負担の大きさを左右する
弱気になったら終わり
やるしかないこと
それだけは、分かってる



そう、歌うようにー


マカロワは、よくそう言う



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稽古風景、ロイヤルバレエにて09年1月
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by makikirjonen | 2009-08-23 02:50 |
2009年 08月 16日

1週間


あっという間に過ぎた
1日平均10時間睡眠
疲労困憊
夜、起きていられない


毎日マカロワとのリハーサル
見学している全員が直立不動
息をすることにさえ気を遣うような
張りつめた時間
昨日の夕方に注意されたこと
翌日の朝のリハーサルで
すでに改善されていることを要求される
その稽古の後は、食べて寝ただけなんですけど・・・(笑)
なんて叫びは通じる訳もなく
とにかくやる、頭で考えて、やる
頭も、身体も、ふる回転


今のところオーデイション
何人もいる候補の中から選ぶ
踊れるのは2人、もしくは3人
来週には分かるのだろう
とにかく、
この嫌な緊張感から解放されたいが
まだまだあと2週間
これからが山場


でも、マカロワのお陰で
仲間の結束は熱かったりする
肩をたたき合い、励まし合う
先生ともウィンクで会話
監督まで信号を送ってきたりする
さすが大御所
さすが伝説


さあ、新しい1週間に備えて
美味しいものでも食べよう
元気をつけよう



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       ウンジーちゃん、休憩時間はDS! ストレスはためないっ!
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by makikirjonen | 2009-08-16 19:35 |