カテゴリ:水戸バレエ研究所( 21 )


2007年 09月 28日

市川歌子先生

市川歌子先生が、昨晩他界された。
恩師である、故粕谷辰雄先生の奥様。
粕谷先生同様、孫のように可愛がって頂いた。

大切な人が、また一人立つ。
日本時間深夜、その頃のヘルシンキは、
小雨なのに美しい夕焼けが見えた。


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やっと粕谷先生に会えるね。
父にも挨拶をしてくれるだろう。

精一杯の感謝を、踊る事で捧げよう。
これからは、粕谷先生と2人で見守ってくれるはず。

日本との距離を感じるのは、こんな時。
私は、さようならも言いに行けない。
思い出が溢れ出す。
最後になった面会、私の顔を優しく撫でた細い手の感触が蘇る。
ずっとずっと、ものすごい力で私の手を握りしめてた。
この手に、私は沢山のことを与えてもらった。
いつか遠くないうちに必ずやってくるはずだったその日。
それは覚悟してたこと。
それでも、心が哀しみに包まれるのを止められない。

今日これからの舞台は、先生の為に踊る。
きっと観に来てるよね。


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生きて行くことは、簡単じゃない。
だからこそ精一杯、今日という日を、今という瞬間を
抱きしめるように生きて行こう。

市川先生、ありがとう。
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by makikirjonen | 2007-09-28 22:55 | 水戸バレエ研究所
2007年 08月 17日

舞台、そして



友達とお茶をしたりすることも
実は心に余裕がないと出来なかったりする


今日は、オペラハウスの近くのカフェテリアで
フランシス(Francis)とランチ
ハムのサンドイッチと、マンゴーのスムージー
天気がよかったのでテラスへ
風が強かったけど、やっぱり外は気持ちがいい


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フランシスには
6月に日本で踊ったジゼル(水戸バレエ研究所)の稽古を
ポイントのテクニック(トウシューズ)を特に重点的に見てもらっていた
なかなか厳しいかった彼女
今日は写真を見せながら、舞台の報告
お土産も一緒に!
着物が大好きな彼女には、長襦袢と、帯締めをプレゼント


アルゼンチン生まれの、フランス育ち
ベルギーで踊った後、フィンランドへ
年齢を重ねた今、もうクラシックの主役こそ踊らないけれど
私は、彼女の踊りがすごく好きだ
流れるようで軽い、そして何と言ってもその表現力
舞台のどこに居ても不思議と目が引きつけられる
そんなダンサーだ

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ふと、みんなは舞台後の今をどう過ごしているのか、と思う
彼女達の人生において
その全ての経験が
夢とか希望とか、何らかの糧になることを
北の国から切に願ってやまず


こんな夜は
恩師粕谷先生と話がしたくなる
お盆だから
東京のスタジオに帰って来てるかも、ねー
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by makikirjonen | 2007-08-17 04:34 | 水戸バレエ研究所
2007年 07月 20日

2007年夏



ヘルシンキに戻って
早いもので1週間
実は、仲良し夫婦が只今ヘルシンキ訪問中
仕事始めの8月まで
フィンランドの美しい夏を満喫する予定


今日は、この夏日本で最後の稽古の模様をお届け!

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実はー
初心者クラスを教えるのは、本当に楽しかったりする
純粋にバレエを楽しんでいる姿に
励まされ、勇気づけられ

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来夏皆がどんな成長を遂げているか
再会が楽しみ!
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by makikirjonen | 2007-07-20 08:02 | 水戸バレエ研究所
2007年 07月 02日

至福の時  〜終演後〜


ダンサーで良かったと思う瞬間

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あれから5年ー
水戸バレエを支えて来た、川島文子先生
決して楽ではなかったここまでの道のり
逆境にもめげず
粕谷先生の意思をひたすらに受け継いだ
そして
文先生を支えて来た橋本久子先生、桜井明菜先生
水戸バレエは、皆で守ってきた




終演後....
それは凝縮されたドラマ
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楽屋に戻って、涙の後の笑顔は最高
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ガッツポーズの久子先生とまりちゃん!
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水戸バレエの皆
本当にお疲れさまでした


感動の瞬間
それこそが、かけがえのない宝物
粕谷先生もきっと喜んでくれている
あのまんまるな顔で
ニコニコ笑って
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by makikirjonen | 2007-07-02 02:06 | 水戸バレエ研究所
2007年 07月 02日

ジゼル第2幕 no.2


ウィリたちは、やがてアルブレヒトをも取り囲みー
アルブレヒトを守ろうとするジゼル

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ミルタの命令には逆らえず
願いむなしく
激しく踊り続けるアルブレヒト
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息も絶え絶えに倒れたその時
夜明けを告げる鐘が鳴り響く
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消えていくウィリ達
ジゼルの愛によって救われたアルブレヒト
しかしそれは同時に
二人の永遠の別れでもある
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その全てを許すー
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幸せだった日々
信じなかった花占い
最後の花をアルブレヒトに託すジゼル
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”ジゼル”の終演
朝靄の中で呆然と哀しみに沈むアルブレヒト



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形を変えてゆく愛
信じる事ー
例え裏切られても愛し続ける
その愛の清さ、深さ


ああ
何て素晴らしい女性なんだろう
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by makikirjonen | 2007-07-02 01:28 | 水戸バレエ研究所
2007年 07月 02日

ジゼル第2幕  no.1


ジゼル”第2幕”。


そこは、真夜中の森
怪しい鬼火がとびかうなか、ウィリの女王ミルタが登場


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ミルタの合図でウィリたちが現れます
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二人のウィリを中心に展開されるアンサンブルは
クラシックバレエの典型美
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明菜先生
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さおり先生

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やがてジゼルの霊が呼び出される
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深い悲しみと悔いに包まれたアルブレヒトの登場
今回は同じバレエ団のプリンシパル
ヤルコ・ニーニネンがパートナー


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ジゼルとアルブレヒト
静かで物悲しい死と生のパ・ド・ドゥ

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目指したのは
重力を感じさせない踊り....
ウィリとして、特に腕と上半身の使い方に苦戦
それでもこうして写真を見ると
やったつもりだったのに...が沢山


ああー
課題は山積みだ
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by makikirjonen | 2007-07-02 00:41 | 水戸バレエ研究所
2007年 06月 27日

狂乱



ジゼルの見せ場、狂乱
一度演じてみたかった、憧れのシーン



ヒラリオンの言葉を、ジゼルは信じない
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証拠を突きつけられても
愛するアルブレヒトを信じようとするジゼル
そんな純粋な愛が生んだ悲劇
裏切りを知った彼女を襲うのは狂気

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幸せだった過去の日々を思い出すー
涙で視界がぼやけ、鼻水で呼吸が出来ず(苦笑)

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一瞬正気に戻ったジゼルが
母の胸へ

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そして、愛するアルブレヒトへ・・・
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自分が感じていたとしても
客観的に伝わらなくては自己満足
そう思うと、少し恐い


もし5年前だったら
今のようには踊らなかっただろうし
そしてまた5年後には
今と違ったジゼルになるのだろう


終わりのない追求
でもだからその一瞬が、輝く
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by makikirjonen | 2007-06-27 00:06 | 水戸バレエ研究所
2007年 06月 26日

 ”ジゼル” 第1幕



舞台写真が出来あがった

まず第1幕
この作品を踊るにあたって
歴史的背景や、アダンの音楽について少し勉強した
ジゼル初演は、パリ、1840年のことになる

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どうしたら、
初めて観るお客様にも物語を分かってもらえるか・・・
ステップは、単なる道具
その道具を使って、何をどう伝えるのか
立つときの角度や、目線まで
その全てを計算していく

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ジゼルのお母さんに
彼女の居場所を教える場面
演じるということ、最初はぎこちなかった皆も
舞台では生き生きと

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オランダの学校、初めての試験で踊ったのは
この、ジゼル第1幕のヴァリエーションだったっけ
緊張したな...

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ペザントパ・ドウ・ドウは橋本久子先生


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演技の多い、第1幕
またいつか踊ってみたいー
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by makikirjonen | 2007-06-26 23:00 | 水戸バレエ研究所
2007年 06月 19日

お礼状


日本の舞台
踊るだけじゃないのが辛いところ
舞台が終わっても、やる事が沢山
例えばお礼状の作成
まずは文面から....


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ご来場頂いた上に、お心遣いまで
感謝の意を表するためにも、心のこもったカードを....
というわけで、随分な時間と手間でしたが、
素敵なカードが完成


今日、やっと郵送
今度は個人的に私からのお礼状作成に奮闘中
あともう一踏ん張り
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by makikirjonen | 2007-06-19 14:55 | 水戸バレエ研究所
2007年 06月 17日

稽古



今週末は、水戸バレエ研究所でクラスを受け持つ
今日は、ジュニア&シニアクラスと、初心者クラス
(もう日付は変わっちゃったけど...)

教えるようになって、自分自身
稽古に対する意識が変わったと思う
人に伝えることは、本当に難しい

”こ〜んな感じ!”

じゃ伝わらない(苦笑)
自分で踊る方がシンプル
でも皆一生懸命で、とにかく楽しい


バレエの魅力を
少しでも伝えられたらいいと思う
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by makikirjonen | 2007-06-17 02:40 | 水戸バレエ研究所