DANCING FOR DREAMS /水戸バレエ研究所、そしてフィンランド国立バレエ団へ

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2007年 11月 30日

こけた〜

こけた〜 my パートナー !!!!!!!!!!


今日、Petite Mort本番。
私達のPas de deuxが始まる直前、走って立ち位置へスタンバイ。
ただ走ってただけなのに、
私の目の前でバッタリ、本当にバッタリこけた
myパートナー.....

え?

一瞬凍りました。

その後、踊りだす前にまだ約48カウント静止状態の私達。
私の真後ろに立つ彼は...

"Stupid me!" 

って怒り爆発。
もちろん自分に対してなんだけど・・・

もし転倒のショックが残ってて
投げやりになってる場合、ちゃんとサポートしてくれないかもっ(涙)


急に不安増大...


実は、舞台前にとっても嬉しいことがあって
今日はその大切な人の為に踊ろうって思ってたのに、
そんな全ては、一瞬のうちにすっかり頭から消え失せた...

とりあえず、
落ち着け〜 と自分に言い聞かせ、
うまく踊ろうなんて欲は投げ捨てた。

何事もなく終わったから良かったけど
ひさびさに焦ったな(苦笑)

この作品、残す所あと1回。
最後くらいは、ノーアクシデントで行けることを祈って。
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by makikirjonen | 2007-11-30 07:11 | フィンランド国立バレエ団
2007年 11月 29日

おもひ

明け方4時に目が覚めた。

夢、色んな夢を見てた。
断片の夢達、
ジグソーパズルのようにしっくりいかない
どれもこれも、繋がらない。

考えだしたら、もう駄目。
右へゴロリ、左へゴロリ...
眠ることを諦めて、おとなしく思考の扉を開く。


明け方の海を散歩したくなった。


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by makikirjonen | 2007-11-29 07:00 |
2007年 11月 27日

ひさびさに

週末は、パーテイやらで忙しく。
バレエ団で働くユッタの、50歳の誕生日パーテイだった。
知らない人の大勢いるパーテイは、あんまり得意じゃない。
とにかく気疲れする。

しかも、フィンランド人酔うとすごい...
その酔いっぷりを見ただけで、飲む気が失せる。
そんなに鬱憤がたまってしまう前に、
何とかした方がいいんじゃないかしら... なんて思って過ごしてた。


ここ数日天気も悪いヘルシンキ、
テンションも上がらず低空飛行。


トリプルプログラムは、残す所あと3回。
今日これからと、今週2回で終了。
そして、”くるみ割り人形”の稽古真只中。
毎年恒例、雪の精/花のワルツ/中国の踊り と、同じ役柄。
注意される事まで毎年同じで、苦笑い。


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今日のヘルシンキ、気温が下がって
やっと雪景色。
この方が断然いい。


想うことあって、心と対話してたここ数日。
これから本番。
舞台の上では、どんな時も自分自身。
飾れない、飾ることが出来ないから、自分そのものでいい。
過去を背負って、未来を想って、今現在。
その”瞬間”を紡いでいく、魔法の空間。

私の基軸。
ここだけはいつも安心。
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by makikirjonen | 2007-11-27 22:16 |
2007年 11月 24日

モーリス・ベジャール

モーリス・ベジャールさんが永久の眠りについた。

世界の振付家、数々の作品を生み出した巨匠。
バレリーナ中心のバレエ界において、
男性のポジションを引き上げたのはベジャールだったろう。
いつか踊ってみたい、憧れの振付家の一人だった。


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誰もが避けられない、死。
しかし、ベジャールは後世に生き続ける
その作品達と共に。


いつかこの生涯を閉じる時、
自分はどれだけの軌跡を残していけるのだろうか。
どんな形で、そして誰の心に。


ベジャールの冥福を祈って...
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by makikirjonen | 2007-11-24 01:44 |
2007年 11月 22日

カルメン

昨日は、オペラ”カルメン”を観に行った。

このヴァージョン、作品としてはあまり好みじゃなかった。
主要なキャラクターの歌手達もイマイチで、ちょっと残念。
ついでにカルメンが、1幕で転倒、腕を負傷するアクシデントまで!
休憩後、腕を布で吊った状態で最後まで歌った。
大事に至らない事を願って...

でも、バリトンの脇役達が良かった!
今度は違うキャストの時にまた行きたいな。


情熱、愛、誘惑、裏切り、そして死ー


ビゼーの音楽に揺られた3時間。
ホセの切々たる愛の歌に
愛情の真の姿に思いを馳せ、その苦しみに共感する。
カルメンと対照的なミカエラ、彼女のアリアは清く美しいのに、
破滅的だけど、自由奔放なカルメンに惹かれる自分が居る。
ボタンの掛け違いのような図式。
悲劇を生んでいくのを止められない、愛。


退屈だが平和な人生と
短くても、情熱のほとばしる破滅的な人生。


私はどちらを選んだろう?
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by makikirjonen | 2007-11-22 23:33 |
2007年 11月 21日

さようならは言わない

ヘルシンキ、晴れ。
朝の太陽が眩しくて、思わず目を細めた。


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今日は、同僚アリアのお父様のお葬式。
彼女の哀しみを想うと、その美しい景色までが寂しく見える。
今日の舞台は、アリアのお父様を憶って踊る。
また一人の人間の生涯が閉じた。
地球は相変わらず回り続け、日常は繰り返される。

どんなに時が経っても、哀しみは色褪せない。
その”不在”に慣れてしまうだけで、always missing you.


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この在り来たりのない日常を、とにかく懸命に生きたいと願う。
喜びや感動のような、特別な感情だけじゃなくて
寂しさも、怒りも、憤りも、不安さえも
そのすべてに精一杯でいたいと思う。
生きていることに全力でありたい。

さようならは言わない。
いつかまた出逢う時があると信じたい。
そしてその時は、笑って抱きあえるように
今を生きたいと切に願う。
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by makikirjonen | 2007-11-21 06:57 |
2007年 11月 20日

旅立ち

ヘルシンキで出逢った仲間、
”通称けろちゃん”、フロリダへ行く事が決まった。

初めて会った瞬間から好きになった彼女
飾らない、でもとても真っすぐな人。
絵本が好きだと言って、私に絵本を貸してくれたっけ。
そう、その絵本のように
彼女は温かくて優しい。

新しい地へ行って
新しい仕事、新しい人間関係を築き、新しい生活を始める。
ふと、今までいつも見送られる方だったなと思った。

今の安定した生活は、何より平和そのものだけど
何だか急に刺激が欲しくなる。
”新しい事”に突如貪欲になる、心。
時々こんな気持ちになることがある。
突然、飛んでみたくなったりする。


毎年恒例、”くるみ割り人形”の稽古が始まってるせい、かもね。


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けろちゃんに出逢えてよかった。
文明の発達で、小さくなった地球だもの
フロリダだって、そんなに遠くない。
近いうちに、また会いましょう。

心から幸せを、祈ってるよ。
どこにいても。
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by makikirjonen | 2007-11-20 06:30 |
2007年 11月 20日

初日

先週土曜の初日は、無事に終了。
テンポが少し速かったけど、大事には至らず。
稽古よりも良かった、という同僚の言葉にちょっとホッとした。

このPetite Mort、大好きなんだけど
終わったあとの”充実感”を感じた試しがない。
いつも課題が残ってしまう、とてもデリケートな作品。

明日2日目。
キリアンの魔法、もっと強く感じたくて。
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by makikirjonen | 2007-11-20 03:37 | フィンランド国立バレエ団
2007年 11月 16日

舞台稽古

今日は、オーケストラとの舞台稽古。

Nothing worked!!!

準備が出来てないのにカーテン開いちゃうし
照明滅茶苦茶だし
シルクがうまく持ち上がらなくて
(舞台一杯の大きさのシルク布を使用するのですっ)
前の人の剣がシルクに絡まって飛んで来た!
しかも、くるぶし直撃〜。
痛いというよりか、びっくりしましたわ。
”うわあっ” 
声、出ちゃいました...

そして、テンポ 速!

それじゃなくても息が合ってないのに
あんなに速いのは、無理です...

あ〜心配。

明日は、ジェネラルリハーサル。
大丈夫かな。。。
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by makikirjonen | 2007-11-16 06:56 | フィンランド国立バレエ団
2007年 11月 15日

仕事のこと

今週土曜日より、トリプルプログラム開始。

その名を

"Great Masters"

構成は

-Million kisses to the skin (David Dawson)
-Petite Mort (Jiri Kylian)
-Sechs Tänze (Jiri Kylian)


私は、キリアンの作品"Petite Mort"、3rd pas de deux。
前回は、ユハと踊った思い出ある作品。
手術後、膝が思うように回復しないため
今回は見送る事にした。


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Petite Mort /Juha&Maki


という訳で、別のパートナーと踊っていますが...
なかなか思うようにいかない(ため息)
ユハとキャリアが違うにしても、彼、ちょっと乱暴過ぎる。


また膝に、青あざ出来ました。
擦りむけた足の甲、何度も同じ場所を打ち付けるので、治りません。
リフト後は、もう少し丁寧に着地させてください。
いくら足が強いっていったって、壊れますから。


大好きな作品なのに、ちょっと不本意。
もちろん全力は尽くすにしても、やっぱりユハと踊ったようには行かない。
2人で踊るのに、まるで1人で踊ってるみたい。
明日は、オーケストラとの舞台稽古。
どうなることやら...


ダウソンのMillion Kisses...は、今回カバー。
本キャストの子が病欠の場合、代わりに踊る役目。
ピカイチの作品ではないけれど、踊る方は楽しい。
前回は、振付家ダウソンもやって来て、直接指導を受けた。
それが、衝撃的...

跳べ、回れ、動け!!!!!!

まだ足りない、もっと大きく、もっと高く。
出来るはずだと暗示にかけられ、
出来ちゃうんだな、これが(笑)  ←おだてられると、その気になる単細胞
白熱したリハーサルは厳しかったけど、本当に楽しかった。


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Million kisses to the skin / Slava,Asla&Maki

ダウソンには、”動くこと”がどういう事なのかを教わった。
この作品も、ある意味でのターニングポイント。

キリアンのもう一つの作品”Sechs Tänze”はコメデイ調。
モーツアルトの音楽を、巧みに使う。
愛嬌たっぷり、楽しい作品。
キリアンの作品は、本当に音楽的。
踊りで、音楽が奏でられるような振り付けになっている。
天才だ〜。

  
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話は変わって...
ついに新監督決定!

Kenneth Greve

来年、8月からの就任になる。
バレエ学校の方も、大改革をするらしい。

新しい風に、気持ちも引き締まる。
不安もない訳じゃないけど、
期待や、好奇心の方が勝っている感じ。

楽しみだな。
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by makikirjonen | 2007-11-15 04:56 | フィンランド国立バレエ団