DANCING FOR DREAMS /水戸バレエ研究所、そしてフィンランド国立バレエ団へ

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2008年 09月 29日

そしてまた日曜日


そしてまた日曜日
日に日に秋が深くなる


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もうすぐ冬がきて
そしてまた
春になる


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確実に刻まれていく時間を感じながら
永遠という言葉の意味を考えた
確かなものなんて
何一つない未来



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だからこそ
今手にしているものを
大切にしよう
そんなことをぼんやりと想う
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by makikirjonen | 2008-09-29 05:52 |
2008年 09月 28日

かもめ


”かもめ”初日、無事終了


今回踊っているのは
主役コステイア(トレープレフ)の夢、通称ドリームダンサー
彼の空想の産物といったところ
大切なキャラクターだけど、踊るというよりは立ってる感じ(笑)
精神的に楽な舞台
楽しんでおかなくちゃ!
なんて余裕満々なのは、まあ今だけか...



ーかもめ

複雑に絡み合った人間関係のドラマ
その根底にあるテーマは”愛”だ
様々な愛の形
どこにでもある愛と嫉妬、母と子の愛憎
その出逢いが、その一言が
その後を一転させてしまうかもしれないなんて
人生とは何てスリリングで
そして何て残酷なんだろう



君は…、君の道を見つけたんだね
どうやって進めばいいのかもわかってるんだ
でも僕は、まだ夢と幻想の渾沌とした世界で
それがなんのためなのかもわからない
信じられない
これが人生だなんて、信じられない




哀しく
そしてとても寂しい人間関係の縮図に
舞台終了後も
重い気持ちを引きずって帰途についた



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by makikirjonen | 2008-09-28 06:44 | フィンランド国立バレエ団
2008年 09月 25日

ピラテス by 偽マドンナ


只今”かもめ”の舞台稽古真っ最中
トリプルプログラムの稽古も同時進行
すでに首や肩や腕が痛い
ついでに太ももが笑ってる...


午後、舞台稽古後のコレクションにて
振付家、ノイマイヤーの訪問がキャンセルになったせいか
和やかムードのスタジオ

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ここ数日天気がいいからかな
みんなナチュラルハイ
太陽の光が差し込むスタジオ内は
明るい笑いが絶えない
(ちょっと砕け過ぎの感もあるけど...今だけ今だけ)



そして今日
いつもクールなヨハンナちゃんが
はじけた...


ピラテス講義開始!
偽マドンナに成りすまし

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Time goes slowly, so slowly♪

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サラちゃんも先生役で参加

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カメラの前ではもちろんサービス♡

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笑い過ぎて
腹筋が割れた〜

明日はジェネラルリハーサル
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by makikirjonen | 2008-09-25 06:13 |
2008年 09月 23日

新作のとらうま


今日からトリプルプログラム
"Nordic Dimension"の稽古開始
私は Jorma Elo の"Suite Murder"にキャステイング

本当は、先日観たクルベリバレエ団の公演で一目惚れの作品
Johan Inger の"Walking Mad"に挑戦してみたかったのだけど...
残念!
今回は縁がなかったな


な〜んてこんな贅沢を言っている場合じゃない!


団員80人(多分もう少し多いかな)の大所帯
ヨルマの作品は男4人、女4人、しかも1キャスト
ついでに新作なのだっ
踊らせてもらえるだけでも感謝しないと

ちなみに、彼の作品はもう何度か踊った事があって
実は大好き(笑)
ヨルマの人間性も好きだし
そう、とにかく嬉しいのには変わりない訳で



さてー


もう5年程前のトリプルプログラムでのお話
実はヨルマの新作を踊った事がある
作品は"Happy is Happy"
初日は1作目の”セレナーデ"(バランシン振付)と掛け持ちの予定だった


初日の空気はいつもと違う
緊張と興奮と


そんな張りつめた空気の中
幕が上がる前の舞台で
回転のコンビネーションを練習していた私
次の瞬間、地面に?いた...


一瞬空気が凍る


監督や先生や、みんながバタバタと駆け寄って来て
ずらりと私を取り囲む
何と開演3分前...

右足から転倒したらしかった
私の可哀想な右足首は
自分の全体重をもってして、床に叩き付けられた訳だ
ショックで痛みは感じなかったけど
ふにゃりと力が入らない

やります!

と言いたかったけれど
立てないんだもん、踊れるわけないじゃん


結局担がれて移動
アイスで足をぐるぐる巻きにされた惨めな私
監督がたった今起こったアクシデントを観客に説明する声が聞こえる
15分遅れで幕が開いた...
セレナーデは、セカンドキャストの子が客席から呼ばれて
急遽、髪だけアップしてノーメイク
アップもそこそこに踊ってくれた


自分が踊るはずの音楽
何で私ここにいるんだろ?何で座ってるんだろ?
思考も心もバラバラ粉々
涙だけがぽろぽろり


そしてヨルマの新作は...
このセレナーデ上演中の30分で
私の穴を埋めた
ものすごいチームワーク
さすがに悔しくてしゃくりあげて泣く私を
優しく抱きしめてくれたヨルマと仲間
そんな優しさに私はさらに惨めになり
ただただ申し訳ない気持ちで一杯

初日だよ、世界初演だよ!

この日の為に稽古して、みんなで頑張って...
もう、本当に信じられない大失態
今でも思い出すと悔しくてたまらない
う〜



というわけで


今回は名誉挽回
パワー全開でいきます


ちなみにその後数年は
開演前の舞台で、回転もの出来なかった...
転ぶんじゃないかと思うと
恐ろし過ぎて出来なかった(苦笑)
やっと大丈夫になって来たのは、ここ最近の話


よしっ
とらうまなんか吹っ飛ばすぞ!
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by makikirjonen | 2008-09-23 05:26 | フィンランド国立バレエ団
2008年 09月 22日

晴れた日には


目覚ましの鳴らない日曜の朝
カーテン越しの柔らかい陽射しに
今日が晴れだと分かる


ゆっくり朝食をとって
青空に誘われるように
外へ出た




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曇りや雨
気怠い天気に気がつかなかったけれど
木々は色づき始めていたらしい




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空の青さに溶けてしまったみたいな月を見つけて
ちょっとはしゃいだ




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朝露がきらきら光る
太陽の光は
その全てを美しく輝かせる



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色々な感情が押し寄せては
そっと遠くの木を、高い空を見上げる



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晴れた日曜日
えらく平和な一時が
あまりにも静かで、あまりにも穏やかで
生きているということ
明日を願えるということの幸福を
そっと抱きしめた
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by makikirjonen | 2008-09-22 05:33 |
2008年 09月 20日


ロシア人の小説家に感化される日々
トルストイのアンナ・カレーニナ
来週土曜から始まる作品はチェーホフのかもめ


そして今日はこんな言葉に出逢う


思いやりこそは最も重要な
そしておそらく全人類の唯一の生活規範なのだ
      
フョードル・ドストエフスキー                                 


自分をそっと鏡に映す


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by makikirjonen | 2008-09-20 07:10 |
2008年 09月 18日

Anna Karenina 終了


Anna Karenina 最終日
来年2月の再演まで、しばらくさようなら
終演後のスピーチでは
監督も上機嫌


お客様の反応がとても温かい舞台だった
拍手の嵐、ライトが眩しい
3階のバルコニーまで見渡してお辞儀をしながら
この瞬間を
心から愛おしいと思う


ゲストのEglerと共演出来たことは
本当にいい勉強になった
彼女の踊り、演技、そして人間性


真にアーテイストであるということー


ダンサーとして
舞台に立つことのできる時間
いつか必ずやって来る、終わりの時
この限りある時間をしっかり
もっともっとしっかり抱きしめていこう
そんな想いをもう一度噛みしめる
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by makikirjonen | 2008-09-18 05:46 | フィンランド国立バレエ団
2008年 09月 16日

大好きなおばあちゃんへ


うちのおばあちゃんは、世界一


おばあちゃんなのに
寝坊したりする
ついでに昼寝もする
朝の連続ドラマと体操
それから、みのもんたさんは欠かさない


階段は、一段ずつ

”よいしょ〜、よいしょ〜”

でもかなりリズミカルに上り下り
氷がとにかく大好きで
お風呂上がりには
おばあちゃん氷口に入れるから
と言っては必ず頬張る
ついでにかなりのコーヒー好き
お酒も行ける口



おばあちゃんと話すのは
また格別に楽しくて
いつだって肩の力が抜けていく


”真樹ちゃん、昔は小さくてね〜
おばあちゃんが歯医者の診察の間、大人しく一人で待っててね
とってもおりこうさんで
あの頃はほ〜んとに可愛かったのよ”


って今は??? 



帰国する度に
ママと成田までお迎えに来てくれるおばあちゃん
去年はヘルシンキまで来てくれた


舞台は、バレエを観るんじゃなくて
真樹ちゃんを観てるらしい
出番が少ないと
あっという間に終わっちゃったね〜と言う
家に帰ると


”真樹ちゃん、上手になったんじゃない
こう、手が柔らかく動くようになった”


と言っては、踊って見せてくれる
この運動神経は
おばあちゃんからの隔世遺伝らしい



いつも元気で朗らかで
いわゆる欲というものがない
人の為に、何でも一生懸命にする
見返りなんて考えたこともないみたいに



大好きなおばあちゃん
ずっと元気で長生きしてね
なかなか会えないけど
おばあちゃんに
いつもいつも元気をもらってるよ



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by makikirjonen | 2008-09-16 05:43 |
2008年 09月 15日

気になる存在


劇場内、毎朝楽屋に向かう途中
気になって気になってしょうがなかったアナタ
アナタはだあれ...?





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あなたのはさみに触れてみる
大きくて、とっても柔らか♡
そのつぶらな瞳を
もっと近くで見てあげて




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本当は着てみたかったけど
さすがに躊躇われ(笑)
一体何のオペラに登場してるんだろう、この子?
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by makikirjonen | 2008-09-15 02:43 |
2008年 09月 13日

願う


大切な友人の誕生日は
抜けるような快晴
ただそれだけで嬉しくなる


彼女と出逢ったのは高校1年生
とにかくマイペース
無邪気なのにつかみどころがない
不思議な娘だった


私はたちまち彼女の虜になるー


卒業後、彼女はアメリカ、私はオランダへ
PCなんか普及してない時代
私達を繋いだのは手紙
私達は、本当によく手紙を書いた
時には何枚もに及ぶ長文編
元気が出る料理やお菓子のレシピまで交換したっけ
紙にこだわり、ペンにこだわり、そして切手にこだわって
私達は本当に真っすぐで純粋で
とにかく必死で戦っていた


あの大きいドアが懐かしいオランダの家
疲れた身体をやっと支えながら
ゆっくりとドアを開ける瞬間の密かな期待を思い出す
自分宛の手紙達
いつかおばあちゃんになった時
もう一度読み返してみたいと思っている


思考回路が本当によく似てる私達
いい所も、悪い所さえも
だから例えば言葉に詰まってしまったとしても
その全てを説明しなかったとしても
彼女には、私の言いたい事がちゃんと伝わる
それはもの凄いことだと思う


誰だって
ありのままの自分を受け止めてもらいたいと願うけど
彼女はどんな時だって抱きしめてくれる
例え自分が泣いていたとしても
人のことを先に思いやれる
なかなか出来ないことを
彼女はすっと出来る人だ


ふとした時に思うのは
彼女とコーヒーが飲みたい、ということ
まったりと


31回目の誕生日
彼女の幸せを
北の国から切に祈る


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by makikirjonen | 2008-09-13 06:43 |